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MANUFACTURING SECTION

廃材をリサイクルするのは省資源。
その廃材を製品化するという
新たな価値の創造。

使用済みの鉄スクラップに着目することから私たちの事業は始まりました。仕入れてきたスクラップを単に電気炉に送るのではなく、今ある素材をそのままに付加価値を付けられないか、というのが私たちの商品「カウンターウエイト」の製造でした。「造る→溶かす」の鉄の循環を1行程省く、まさにエコロジーな発想による事業といえるでしょう。

中古鋼材のなかでも厚板に着目。決められた形状に切り抜き、複数枚重ねてカウンターウエイトを製造します。カウンターウエイトはたとえば建設用重機の後部に装備することで、作業側前部に対して水平バランスをとるための重要な部品。クレーン、ユンボやフォークリフトなどに装備され、時にt 単位が必要とされることもあります。建設用重機では、性能試験用途のためのテストウエイトを製造しています。このほか、エレベーター用のウエイトを製造しています。エレベーターは、つるべ状の構造をしており、カゴの反対側にはウエイトを装備して上下いずれの方向に動くときでも動力が小さくてすむようになっています。
- 行程1 回収した鋼材(母材)の表面を自動清掃機でサビを落とし、きれいにします。
- 行程2 NC 吸管16 本を装備するアイトレーサーで所定の形状を下書きします。
- 行程3 厚物切自動ガス切断機(NC 切断機)や円切自動ガス切断機で切り抜き(溶断)ます。
- 行程4 必要な枚数を重ねて溶接し、必要に応じて穴あけ加工します。
- 行程5 表面に塗装を施します。
- 行程6 カウンターウエイトの完成。
© 2007 SHINYA METAL CO., LTD.