加工部門 |
EQUIPMENT |
経験が育む優れた仕入能力と、
実績が物語る高品質。
現在、国内の鉄の総蓄積量は12 億t を超え年々増加を続けています（（社）日本鉄リサイクル工業会による）。省資源・再利用の観点からもこの膨大な鉄を再利用することの大切さを私たちは感じています。当社では仕様済みの建物、機械設備、車両などの老廃スクラップを広汎に仕入れ、これを当社の誇る設備で処理・加工、さらに新たな価値を負荷した製品を生み出しています。
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Aプレス
回収された鉄スクラップのうち、空間のあるものや厚さの薄いもの、たとえば廃車両、工場で切り抜いたあとの薄板の端切れなどは圧縮して容積を縮小します。プール状のプレス機にスクラップを投入して上方を閉じたのち横の2
方向から圧縮するとスクラップは直方体に成形されます。とくに廃車両は専用のニューライナープレス機で効率的なプレスが行われます。
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溶断
ギロチンシャーで切断できない厚さの材料は、その状態や形にふさわしい手法でガス切断します。
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シャーリング
鉄スクラップの中でも、パイプやH 型鋼、I 型鋼やL 型鋼といった材料に厚みがあり、長尺のものは最初に一定の長さに切断します。これにはプレスシャーリング（圧縮切断）機を使います。通常「ギロチン」と呼ばれるこの加工は、材料をまとめて門型のゲートをくぐらせ、上方から圧力を加えながら刃で材料を切断します。切断するごとに材料を刃の下に送り出し、順次一定の長さに切断して行きます。当社のギロチンシャーは1,250t
の高性能を有し、絶大な威力を発揮します。加工されたこれら材料は電炉メーカーに納入され、新しい鉄として生まれ変わります。
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